東京都写真美術館にて過去に展示された作品の撮影手法に関する問題が取りざたされた際、ネット上で起こったことの簡単な記録(2014年12月〜)

後からこの件について知りたい方のためのとても簡単なリンク集です。
とてもすべてを網羅していませんので、さらに情報を得たい場合はお探しください。

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2014年末、Twitterでこのインタビュー記事が話題になった
男女300人の絡みを撮影…知性と理性を吹っ飛ばせて見えた境地とは【大橋仁 INTERVIEW】
(同記事がlivedoorニュースに掲載されたもの)

【魚拓】男女300人の絡みを撮影…知性と理性を吹っ飛ばせて見えた境地とは【大橋仁 INTERVIEW】|タブロイド – オトコをアゲるスマホニュース(Web魚拓)

話題になった具体的な様子はtogetterなどにも残っていると思うので興味のある方は検索すると見ることができます
またこの件はタイのセックスワーカーNGOであるEmpowerに報告されました

問題視されたのは2007年に催された写真展
そのプレスリリース
東京都写真美術館プレスリリース 日本の新進作家 VOL.6:スティル/アライヴ
(リンク切れ)
同PDFファイル

撮影者の大橋仁氏がブログ上で弁明と謝罪、また当該作品について新たな展示や掲載を差し控える意向を表明
メッセージ(2015.01.08)
(cache) 1月8日   | メッセージ (Web魚拓)

美術館に対応を求める署名運動も起こった
大橋仁氏のセックスワーカー無許可撮影展示について正規の対応を求めます。(2015.01.12)

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このサイト上であったこと

冒頭にあげたインタビュー記事を読んだ椎名が美術館にメールを送った
東京都写真美術館に送付したメールの内容(2014.12.25)

上記記事がニュースサイトに取り上げられたりしてたくさんのアクセスがあり、寄せられたご意見、ご感想、何らかの叫びなど
ご報告とわたしの気持ち 〔1〕 〔2〕(2014.12.30)
ヨンへの気持ち 〔1〕 〔2〕(2015.01.16)

7ヶ月後の心境
ひとつくさってふたつ芽吹いて
(2015.08.12)

2年後の心境
小さな暖炉の前の椅子 (2017.02.23)

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当時励まされたブログ記事(ありがとうございました)
人権侵害に言い訳はない(2015.01.08)- c71の一日

この問題を長く取り上げてくださったウェブマガジン – 松沢呉一のビバノン・ライフ
関心を持ったり恐怖を感じた方に、考える手がかりが広く得られるかと思います(一部は有料です)
娼婦の無許可撮影をするゲス写真家は今に始まったことではない-『危険な毒花』と『月蝕』 [娼婦の無許可撮影を考える 1 ]

カフェー女給と娼妓の写真に見るモラル・・・ 昭和の肖像権を検証する [娼婦の無許可撮影を考える 2 

娼婦の無許可撮影を許したのは、この社会の「良識」だった [娼婦の無許可撮影を考える 3 ]

大橋仁の釈明と「モラル」について [娼婦の無許可撮影を考える 4 ]

大橋仁問題に見られる手続論と作品論の混同 [娼婦の無許可撮影を考える 5 ]

セックスワーカーの人権侵害をする女たち [娼婦の無許可撮影を考える 8 ]

女王様インタビューの捏造疑惑 [娼婦の無許可撮影を考える 9 ]

セックスワークという言葉を使う事情 [娼婦の無許可撮影を考える 10 ]

「廃墟写真事件」に見る法とモラルの境界線- 風景写真の著作権 2

日テレの内定取消の背景にある語られない差別意識 ・・・そして売春差別と従軍慰安婦問題

桑田佳祐の謝罪に思うこと-勝手に期待して勝手に失望するな

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