タバコになりたい、紙切れでもいい
暑くて暑くて、ときどきもう自分は溶けだしているのではないかと思いながら二の腕に触れるとまるで本当に溶け始めているかのようにぬるりと汗が滑った今年の夏ですが、何もかも嘘か夢だったみたいに寒い。寒いです。ちょっと肌寒いともう心の隙間から冷気にやられて寒く感じるようにできています。 あんなに毎日スイカを食べていたのに。スイカかかき氷かアイスクリームのことしか思い出せないのに。 この夏ほかに何をしていたかというと、恋をしていました。鳥になった春風亭昇太(7月にきいた噺の中で小鳥になっていた姿がとても可愛くてその数秒間を脳裏に焼き付けてずっと何度も再生してる)とシャーリーズ・セロン(メッメッ)と、そして...