許すまじ、我らの冬を


ごぶさたしております。冬季休業を終えて戻ってまいりました。
ツイッターを長く読んでくれている方にはおなじみかもしれませんが、わたしは根っからの冬ディスり芸人です。活動内容といたしましては、メンタルフィジカルスピリチュアル、すべてのパラメーターに不具合を起こしながらインターネッチュに向かって冬へのうらみつらみつらみ、つらみに満ちたつらみを書きながら生命の維持のみに徹する、そんな感じです。ただでさえやる気のない人生がさらに生産性を失います。

なので冬季は仕事の方もなかなかはかどらないというか、まあひどいありさまです。気温と比例して出勤率が著しく低下し、店長からの「お元気ですか」というメールにも翌日返信すれば良い方。冬の間ろくに働かず過ごすための貯蓄を作るため夏に働く、ひとりアリとキリギリス状態です。
わたしが寒冷アレルギー(※)を持っていることは伝えてあり、冬の始まりには「そろそろつらい季節ですね、大丈夫ですか」と気遣ってくれる優しい店長には本当に感謝していますし、もし勤務中に具合がわるくなった場合などはしっかりと配慮してくれるはずなのですが、冬が深まるとそもそも出勤しないのでその優しさに触れる機会もない。すさんだ心を抱えて家に閉じこもるばかりです。
たまーに、いくぶん気心の知れたお客さんに頼まれたときだけちょこっと行く(いわゆる姫予約ですね)くらい。われながらいい気なもんですわぁ……さすがですわぁ……(預金残高を見ながら)。
昨シーズンは素敵な男の子たちがぞろぞろ出てきてスケートをするおもしろいアニメが盛り上がっており(いまだ活気があるのがおそろしい&ありがたいですね!)冬ごもり生活のこの上ない励みとなってくれましたが、ふと「この画面の白い部分が表してるのって……氷だったっけ? えっこれぜんぶ氷!?」と思うと想像じんましん(想像妊娠みたいな……)が出そうな錯覚に陥り不安定な気持ちになるため「いや違う。あれは白くてつるつるした綺麗な石です」と思い込みながら見ました。その美しさから氷と呼ばれる、すごく高貴な石です。
現実のフィギュアスケートをテレビで観るときもそう思っています。

ちがうんだ、大げさな盛りですべってるんではないんだ、シーズン中の寒ダメ族は普通にこんな感じなんだよ……!!

(参考:2017年3月5日のtwilog

いま「わかる〜」って言ってくれた人もいたと思います。信じてます。

そうしてぐじぐじと過ごしていた間もアマゾンから毎月律義に送られてくる「あんたのアソシエイトの件だけど、今月もまた支払える最低金額に全然足りてないんだよね。ズッ友だし繰り越してあげるけど」というメール。うんうんわかったよ〜と開封し、しかしその文中にチマッと記載されている現在の残高が『JPY 63』とか、ちょっと増えているではありませんか……やっべえ……こんなにも更新していないのに、思い出して来てくれた人がいるんだ……すみませんありがとうございます、すみません……と思い、どの面下げてまたやってきたわけです。

またぼちぼちおしゃべりしますね。よろしければおつきあいください。

※ 発症する機序がまだよく分かっておらず、正確にはアレルギーではない疾患と考える説もあるらしいです。いつか解明されてほしい……。
同病仲間さんやその他の冬季に悪化する問題を持つみんなに、遅ればせながら2016-17シーズンのお疲れさまを思ってます。夏季の苦しみを持つ方たち、軽くすみますように。

シアータイツってお呼びしたほうがいいですか?【プレーンストッキング】

着々と寒くなりゆく、と見せかけて突然暑かったりする変な時期ですがお元気ですか。
シーナちゃんが生足サンダルでなくなる瞬間が一年で最も物寂しい、と言ったお客さん(素足愛好家)がいました。風流とは花鳥風月脚、の5つだそうです。死んでしまった蝉を見る気持ちだそうです。わたしの下半身に自然のわびさび、もののあはれを感じてくれても別にかまわないのですが、その例えはちょっと。

学園系イメクラを辞めたときに「これで仕事の日もネイルができるぜ〜」と思った話をいつかしましたが、同時に考えたのが「あ、ストッキング買わなきゃいけなくなるのか……」でした。
カジュアルなら全然必須ではないけれど(でも最近はTシャツにストッキング履いてる若い女の子も増えましたよね)、コンサバな服装を求められるお店だと必要になってくるし、あとOL系・秘書系のコスプレ制服があるお店でも、ストッキングは下着扱いで自前だったりすることありますね。支給してくれる良心的なお店にも勤めたことがありますが、支給してもらえるだけあってとことん安物だったのか「息してるだけで伝線する」レベル、驚異のもろさだったので結局みんな自分で用意していました。ティッシュみたいに破れたぞい。

たぶんプレイに使うもの(ジャーッと派手に破れないと困る)と兼用だったんでしょう。

決して主役ではないシンプルなものであっても、ストッキングに求めることってけっこう多いです。肌をきれいに見せてほしいし、チクチクしないでほしいし、履く時の感触はスルッとスムーズであってほしいし、伝線しないで長持ちしてほしいし。
ストッキングって、わりとお金を出した分は裏切らないって印象(ある程度価格の高いものはみんな品質も間違いない)をわたしは持ってて、そしてお高めのストッキングって本当に素敵だし履いていても幸せなのだけど、でも仕事用のものにそこまでかけられません。

か、かわいい……。Girardi(ジラルディ)というイタリアのブランドのもの。かわいいなあ(いちまんえん以上します)。

プレーンストッキングなら、1000円出せばけっこう選べて。素足っぽく見えるでおなじみのLANVINも、マッキントッシュフィロソフィーも、ジバンシーも確か1000円くらいだよね。ありがたいことです。
でも、出勤して1本目についたお客さんが熱血がっつき張り切り系で、はやる気持ちのまま手を伸ばして勝手にガシガシひっかいてくる人で、あっという間にダメにされる、ってことも、なくはないじゃないですか、ねえ。下着や服はそれなりの触れ方をしてくれるのになぜかストッキングは雑に扱う人(というか存在に気づいているかすら怪しい)、いるもんね……そんな時、「テルミーテルミーテルミードゥー……今後コンビニでコーヒー買うとき微糖と無糖をまちがってしまえ!」[1]と背中に向かって呪うくらいで1000円を水に流せるかっていうと……うう、わたしそこまで心広くない……。知らない仲じゃないならさておき、一見のお客さんには1000円のストッキングを履きたくない。って書くとかなりアレな感じしますね。おう、その程度の女だよおいら。なんとでも言ってくれ。

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くさくても犬はかわいい【イソジンではないうがい薬】

イソジンうがい薬をめぐる悲喜こもごもをブツクサと書き綴ったところ、読者の方が掲示板に書き込んでくださいました。
(かぎカッコ内はわたしが書いた文の引用です)

イソジンについて
「というわけで、低コストでそれなりの効果が得られるイソジンを上回る方法はいまのところ見つかっていません。早急な開発が待たれる。」
アズレンうがい液はどうでしょう?

アズレンうがい液。なんか効きそうな名前……でもどこかで聞いたことがあるような?

と思ったのは気のせいではなく、わたしはすでに人生で「アズレン」に出会っていました、何回か。

  • はるか遠い昔、酷い口内炎ができた時に「お口の中が青くなってもびっくりしないでね〜」といって処方してもらった確かに青くてかわいい錠剤、そのときの説明書きの紙に「アズレン」という字を見た(そして効いたのでアズレンは神だなと思った)
  • それなりに遠い昔、まだ新宿伊勢丹の地下にBPQCがあったころ、watosaでメイクをしてもらった時につけてもらったクリームが青い色をしていて、BAさんが「これは見た目がオシャレだから着色してるわけではなく、消炎作用があるアズレンという成分がもともと青いんでございますよ」って説明してくれた(化粧もオシャレもよく分からない10代だったので1万2000円のクリームにすっかり怖じ気づいてうわの空だったが、帰り道で「いつかの口内炎…」と思い出した)
  • 数年前の昔、心休まる趣味でもほしいわと思ってアロマテラピーの本を読んでいたとき、カモミールの項目でなんか出てきたような気がする(カモミール青くなくない?とか思ったので覚えている)(そういうことではないのですね)(精油の世界はたいへん奥が深く、ハマるとひと財産なくしそう……と思うと心休まらなかった)

そんな因縁のアズレンと満を持してふたたび向き合う日が来たのである。感無量である。意気揚々とわたしはamazonで注文しました。というわけで今回はアズレン系うがい薬についてのおしゃべりです。

【第3類医薬品】浅田飴AZうがい薬 100mL
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ASADAAME(浅田飴)
ウイルスよりも「ウィルス」のほうが軽やかなノリで人を殺しそうな気がする
【第3類医薬品】パープルショットうがい薬F 50mL
Posted with Amakuri
白金製薬
「パープルショット」ってちょっと昭和の歌謡曲っぽくないですか

意気揚々と買ってはみたものの、ずいぶん長い間こうして記事にできなかったのは、試すのが難しかったからです。お客さんに頼んでもいいけれど、前回しつこく書いた通り「店のルールの範囲内で、あくまで店のフィールドで遊んでもらう」ことで身を守っているわたしなので、そうそう誰彼構わず「ちょっと今日は店のイソジンじゃなくわたしの私物を試してみて♡」ってやりたい気持ちにはなれない(これしきのイレギュラーで「俺は特別なんだ」感が引き出されてしまうことも珍しくないですから、慎重を期さないと下手したらこちらが要らない苦労をします)。
やれる相手だってもちろんいるけれど、そういう良い人は検証したいほどの口臭とかなかったり……するんだよね。ふふふ。

そんなこんなでしばらく時間がかかりましたが、なんとなーくの実験結果を発表します。

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