たわいないはなし

2012

いつにもましてお正月気分がぜんぜんしません。
それでも日付は変わります。
お慶び申し上げるほどの気持ちでいなくても、どんな仕様もないことが起こっても、日付だけは律義ですね。

わたしといえばMacBookのメモリを増設しているうちに2012がそこにいました。
10年前にはこれを自分で出来るなどと夢にも思いつかず、こんなことがすいすいできるなんて男の子ってすごいなあと思っていました。今思うと笑ってしまいます。
あのときは、512MBを1GBにしたんでしたっけ。
それにしてもメモリは安くなりました。
タイムマシンで買いにきている2009年ごろの人が、もしかしたら紛れているかもしれません。

目覚めたMacは以前に比べてずいぶんとすっきりした面持ちでしたので、あ、よかったね、と思いました。
わたしも、やりたいな、それ。
やれればよかったのに、あいにく人間なのでだめなんだそうです。ちぇっ。

メモリひとつ取り換えられないシステムのくせに大きな顔をしている人間のわたし。
壊れたらそれまでの野蛮な存在。

「だれだってできるよ、静電気だけ、気をつけるくらい。ああ、あと、ネジ。なくさないことと」
そう言ってくれたあの子がもしもわたしにもっといばっていたら、女の子にはできないだろうね、と言っていたら、わたしは今もひとりでMacBookの裏のフタを開けられなかったでしょうか。

タイムマシンがいつも、もしあれば、未来を夢見て過去を懐かしむだけの小道具として語られているといい。
誰もがみんな同じように、そのこと以前に戻りたいと願うような日が、来ませんように。
そんなおそろしいことが、起こりませんように。

 

じっさいにはほんとうにタイムマシンが使えたら過去のじぶんに全財産をアップルの株につぎ込めって言いにでかけるよね。

2012-01-02 | カテゴリ たわいないはなし | | Comments Closed