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来々週には愛し愛されて10年後には彼氏になりたい

さいきんわたしのくせに真面目なことばかり書いていてほとほとうんざりぽんなので読んでも何の役にも立たないどーーーーーでもいいことをダラダラと書きなぐりデトックスします。。役に立たないってもう言ったからね!

 

大みそかの夜……いかがお過ごし?(ミル姉さん)
わたしはもうなにもしません。もう決めたもん。なにもしない。だいたい日付の感覚はあまりない生活をしているので、ふとNHKのニュースで「今年も残すところ」とか言ってるのを聞いてキョトンとするばかりの毎年です。むかしむかし年中無休の店に勤めていたときは、お手当てにつられて働いたこともあったけど……いまにして思えばがんばってたなーって思う、ほんとに。官公庁がお休みしてるような日付って極端に普段と客層が変化したよね。スイッチの入っていないピンクローターをあばら骨あたりにグリグリと押しつけられ「ねぇイク?イッていいんだよ?」と迫られた、そんなわたし史に残る思い出もあれたしかお正月のことだった。やばかった。

家の中にひたすらこもることで浄化される疲れってない?
はー豆を煮てパンを焼いて(部屋を暖める目的を大いに兼ねている)たまにテレビでアメ横の様子を見て「ううぇ〜人すごい〜」とかのんきに言ってたいわいつまでも。ゆく年来る年をしみじみした気分で観ましょうかなんて思ったのに蒼白い雪の中に佇むお寺の美しい映像にうっかり「ほげ〜寒そうすぎてムリ〜」とか言って台無しになりたい。昔の大みそかの映像をYouTubeで見たりしたい。ああWが出た年の紅白がまた見たい。触覚がピヨンと生えたあの可愛すぎる若草色(だったっけ……)の衣装が。スキスキスキスはむげんだい〜。

何年前のことか忘れちゃったんだけど、11月くらいにね。
もう何度目か呼ばれてるちょっと仲のいいお客さんに呼ばれたときね、お風呂セットしながら「アタマのなか♪ほとんどっ♪彼〜氏〜♪」って歌ってたの。ちょう機嫌よく口ずさんでたの。

なんだろ、わたしはこれから起こることが楽しみでほんのりときめいているのであなたも緊張しないでくださいね、というメッセージをうっすらと伝えるためのちっちぇー作業っていうか、曲は別にそれじゃなくても明るければなんでもいんだけど、その人が「20代のころはいわゆる『モーヲタ』でして」って言ってたことあったから、でもなんかそのときモーニング娘。の歌をとっさに何も思いつけなくって季節的にちょうどよかったプッチモニになっちゃったっていうなんかそんな感じ。聞こえても聞こえなくても、拾ってくれてもくんなくても別にどっちでいいようなもうまじでちっちゃい些細などーでもいいことなんだけど、その人クククッて笑いながら「シーナちゃんも彼氏がほしいの?クリスマスまでに」とか言って。拾って。んーまさかそんなこと言うわけないよねごめんね、的なニュアンスまで含めて言って。だからわたしもウフウフ笑ってさあ、その時なんかちょっと魔が差して、通じるかどうか分かんない、たぶん通じなさそーな発言を「試しに」みたいなノリで言ってみちゃって。

「ちがうんですよーあのねー。彼氏が欲しいっていうか、んー、どっちかっていうと彼氏になりたいんですよ、わたしは」って。わっかんないよねふつう。

そしたらお客さんがああ!!!って顔して「あの、わかります、わかるよ!」ってパッと目とか開いちゃって、なんかもうこれ以上言葉でなんにも言ったりはできないけどすっごい共感してて、その共感をすっごい信じられる!って状態?みたいの?ができあがっちゃって、ふたり静かにそのちょっとした『わかり合えた感』を噛みしめたの。その数秒間がちょー楽しかった。すっごいにっやにやしながら。あはは。

これってお互いが「ぴったりしたいX’MAS!」を知ってて聞いたことあって、ある程度理解してるっていうか、あの頃のプッチモニの感じをぼんやりとでも好きでなければ持てない感覚だよねきっと。似たような回路を持っている同士というか。あ〜趣味の集まりから芽生えた恋愛ってやっぱいいかも……有野さんの奥様もゲーム好きってWikipediaに書いてあった……などと余計なことポヤ〜ッと思ってた。

あとねー、別のとき別のお客さんが、突然「ホームページによるとあなたは後藤真希さんと同じ誕生日ということでしょうかッ」とかなんかそういう独自のポイントになんらか見いだしたっぽくて、やたら興奮してたことがあって……そこはプロフィールに誕生日ついてる店でね、やめたほうがいいと思うんだけどそういうの、生年月日とかだだ漏れなのよくないもん、いや嘘つけばいいんだけどみんながみんな危機回避能力あるわけじゃないしあったとして回避しきれない常軌を逸した相手ってたまにだけどずえっっっっっったいいるからさ、んでわたしは思いつきで10月20日って適当に記入してたからそういうことになっちゃって。ただああいうのはあった、なんかこう、あたしゴマキと誕生日が一緒で〜、みたいに、こう、話がね。何分間か間を持たせるのに使えることもあるかもっていう。そういうチマチマした打算ていうか。

でね、でね、もう適当にそうなんですよーとか言って笑っておくより他になかったんだけど、「えっと時々カラオケで歌いますよ」とか小さなサービスをついてさしあげたりして和やかに会話してたの。なんかその人それまで全然しゃべってくれなかったのが突然すごい喜んだからわたしも嬉しくなって。何かの曲のフリをちょろっと歌ってみせてあげて「あー懐かしい」なんて言ってみたりして。そんで「だって高校生の頃1万回歌いましたもん」とか言ったらさ、その人真面目な顔して「高校3年間で10000回ですか?それでは月あたり277回に」とか言い始めちゃったの。そう。そいでいやーやばーいどうしよーってなって、慌てて訂正して。嫌味とか揚げ足とかは全然思わなかった、そういうんじゃなくて、あーそういうところを厳密に扱うタイプの人だ!!わたしとは全然違う回路なんだ!!って思って。

ちがうんです、そのう、仲の良かった友達と何度も何度も練習して歌った思い出がほんとうに楽しかったなって記憶に残っていて、もう1万回にも感じてしまうほどに繰り返し思い出してはあの頃を愛しく思っている、っていうことを、言いたかったんですー。みたいなね。そりゃもう一生懸命に言い訳したの。真面目に。ははっ。

そしたらお客さんはやっぱ真面目な顔して、「シーナさんはとても文学的な表現をされるのですね、僕はそういう感性がありませんから尊敬します」って言ったの!予想外の文学扱いがきてもうあせっちゃって。それからなんだかんだ学生時代の話とかしたのかな。ごっちんを好きになったきっかけとかも話してくれて、あーその時のそれわたしも覚えてます、かわいかったですよねえ、なんつったりして。

だからさー……なんだろ?
同じような回路があったり全然ぜんぶ違う回路があったり、別にどっちがいいとかじゃないんだけど。どっちもどっちでコミュニケーションの楽しいとことか難しいとことか、うまくいったりいかなかったり普通にどっちもあるんだけど、なんかお客さんと「ちょっと昔の話」ができるってなんかいいな……と思ったの!これが本題!
あとハロプロってやっぱりすごいよねー。あ、ごめん、これがいちばん大事なことだわ。これ本題。

年齢が19歳とか20歳とかだったときはさ、あ、えっと、営業用の? だったときはさあ、そういうことってあんまりなかったもん。それが20代後半くらいになってきたら「10年前の話」みたいのができるようになって、それがけっこうおもしろいなって。これで店変わったり客層変わったらまた違うんだろうけど。んー10年前に物心が付ききっていた人どうし、で話ができるって言ったらいいのかな。にぎわうmixiを知ってる人どうしって言ったらいいのかなー。レミオロメンの粉雪ってたぶん10年前じゃない? 誰か言ってたよこないだ。あの曲思い出すと2005年の冬の思い出とか、居た場所とか、あった出来事とかつきあってた人のこと一緒に思い出して、思い出すんだけど、でもしかしそれはそれとしてやっぱ頭の中は結局コナァァァァァ!!!に支配されちゃう人どうし、の変な連帯感って、なんか、なんかあるじゃん……!!(笑)あ、 10年前の僕らは胸を痛めて愛しのエリーなんて聴いてた感といってもいい。ふふふ。
愛し愛されて生きるのさのときはさ、「10年前」を思い出すとか不可能だったから、子供だったから。10年前っていうのの捉え方自体がよくわかんなかったしうまく想像できなかったけど。今は分かる気する。10年前のすごく近いところも、すごく遠いところも、あとそれでも夢から夢といつも醒めぬままなんだってところも。手を繋げた時は過ぎてしまったってことも。

「10年後」ってどうなんだろー。10年後の何月にまた会えるの信じて〜、みたいなロマンチックさ? ときめき? みたいのって、ある? わたし10年後とか言われるとついついシビアなことを先に思い浮かべちゃいそう……視力とかきっとそろそろ落ち始めてるのかな……みたいな。あとB型肝炎ワクチンの抗体まだ効いてるかなーとか。あはは。いったいいつから10年後よりも10年前が甘酸っぱい言葉になっちゃったんだろう。

あとねあとね、10年前とは言わないけどたぶん2007年頃、わたしが本当に仲いい女の子とバラライカとかロボキッスとかあとあれ、好きすぎてバカみたいを歌ってた頃、あっでもこれ放課後のカラオケとかじゃなくて深夜のデリの待機室なんで。うん。そうその頃にはさ、2015年にお客さんと「誰がなんと言おうとやっぱり加護ちゃんの歌はうまい」「そうだそうだー!」なんて話してるって想像できなかったよね!!つい最近した。そういう話。すっごいしみじみしちゃった。未来にきちゃったなって。ウチらが住む未来だぜレツゲーダッ。

mixiっていまどんなムードなんだろう。足あとってまだあるんだっけ、なくなったんだっけ、なんなんだったっけ。なんかこの足あとどうこうって話題自体がひどく古いような気がする。

あー加藤くん元気かなぁ。
加藤くんてねー、ちょっと年が上の友だちがいたの。mixiの名前をときどき変えて笑いをとってたんだよ。なんかね、自他共に認める非モテキャラとしての地位を確立していた男の子だったのね。電話すると「もしもしこちらブサイク」とか言って出てた。はは。
あの、ある日突然mixiの足あとリストに「エミネム」って出てきて、クリックしたら加藤くんだったんだよね。それだけのことで延々と笑い転げてた。んで加藤くん友達が多いもんだから、渾身のダサいTシャツにボサボサ髪でさらに変顔して写った加藤くんの写真、それを雰囲気だけはアーティストっぽく今でいうインスタみたいにオシャレ加工した写真があって、下に「エミネム(83)」とかってまるでおじいちゃんみたいになってて、それにもまた笑わずにいられなくて。もうそんなことばっかやってんの。加藤くんのホームに行ったらみんなこぞって文句を書き込んでたよね。ほんと愛されてた。

大人数で遊びに行ったときについてきた加藤くんの友達の男の子がずっと口説いてきて、その人はわりとモテそうっていうか、モテようとするタイプの人で。わたしはあんまりときめくような感じではなくて、でもまあ、角が立たないように接してたの。そしたらわたしの携帯にメールきて、「ユリちゃんになんて言ってるか知らないけどそいつ彼女いるんだ、ごめん、気を悪くしちゃったら、だから何って感じかも、別に好きになんかならねえよって感じかもだけど、その、ごめん、ブサイクが出過ぎたマネしてごめん」みたいなしどろもどろのメール。あはは。優しかったよ、加藤くん。

元気だといいな。元気で長生きしてほしい。たしかお互いにCDか本か借りたまんまになっちゃったんじゃないかな。
なんかそんな気する。何を貸したのかも全然おぼえてないけど。

あ、アップルパイ焼ける。食べよう。DEAN&DELUCAのアップルパイスパイスのブレンド加減が好きです。シナモンもナツメグもクローブもあるんだから無駄遣いだよ……と遠慮していた日々は無意味であった。
終わります。加藤くんのことを思い出したまま終わります。

2015-12-31 | カテゴリ weblog, たわいないはなし, むかしのはなし | | Comments Closed