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深夜に働いているので、お客様と最後にかわす言葉はいつも「おやすみなさい」です。
さようなら、ありがとう、がんばってね。たくさんのものが入った言葉です。
またすぐに会おうね、話の続きもしようね、風邪ひかないでね
もう二度と会うことはないけれど、どうかお元気で、お幸せに——
どのようなお別れも、おやすみなさい、です。
時にはひとりの人として尊重されないことがあります。こころよい気持ちでお別れできない日もあります。そんなときの「おやすみなさい」は「地獄で覚えてろ」であったりも、します。
けれど「おやすみなさい」を優しく言おうと努力すると、
まるで相手に幸多からんことを祈りながらそっと去るかのような穏やかな心が一瞬だけやってきて、
せめて部屋を出るまで笑顔を途切れさせぬためのささやかな助けになってくれることがあります。
かつて幼いこの人を同じ言葉で寝かしつけた誰かがいたのであろう、という事実に宥められるのかもしれません。
精いっぱいの親愛の情を込めることも、
悲しみや憤りは一旦先送りして自分を守ることもできる、
魔法のようなお守りのような言葉なので、名前にしました。
なーんつったりして。そんなたいそうなものではないです。寝たいだけです。
おやすみなさい。

 

生い立ち

やたら下まつげの濃いホラー漫画顔の赤子として産院で名を馳せたものの、病気がちで不遇の幼児時代を主に室内で過ごす。
いちばんの話し相手は若草色のインコ。ただし自分が画用紙にクレヨンで描いたもの。大人に心配をかけながら育つ。
小学生になるとまつげは普通になり平凡な顔に。しかし雨が降るたびに熱を出して学校を休み、そのたび自分の席がわからなくなりまたも大人に心配をかける。
ある時は登校中に交通事故に遭い、またある時は男子の悪ふざけの流れ弾でわりと本気のケガをして教室の床を血に染めた。
大事にはならなかったものの話に巨大な尾ひれがついてしまい「あの先輩キツネがついてるらしいよ」と下級生から陰で噂される。当時近所の稲荷神社で石に座って瞑想、つまりボーッとするのを趣味にしていたため、目撃されたものと思われる。
こうしていつまでも他人に心配をかける&怖がられる学生時代を過ごす。
その後は就職して楽しく働いていたが一身上の都合で退職。再就職先の会社が入社3ヶ月でみるみるうちに倒産し、相変わらず周りにおおいに心配をかける。

いろいろあって風俗業に就く。
それを伝えた友人がとてもとても心配してくれたので、今度こそ心配いらないよと言うため、こころもようを書き残そうとブログを始める。
その一方働く中でたくさんの知られざる深刻な心配も発見したので、それも少しでも書き残そうとブログを続ける。
現在に至る。

生まれてから今日まで総じてどんくさく、まわりに心配をかけっぱなしのかけ放題、表でかわいがられ裏でこわがられる人生です。

 

FAQ(よくある質問)(できればもう答えたくない質問)

Q. 何歳ですか?
A. 業務用の年齢が多くありすぎてもう随分前にわからなくなりました。快適です。

Q. なんで風俗嬢になったんですか?
A. 自分の意思に基づいた消極的な選択の結果です。それ以上お話する予定は今はありません。

Q. 指名したいので店を教えてもらえませんか? 秘密は守ります。
A. 申し訳ありませんが、そのようなお誘いはすべてお断りしております。ご理解ください。

Q. 恋人はいますか?
A. 100人います。

Q. かつて指名していた子に似ている気がします。以前○○という店にいませんでしたか?僕を覚えていませんか?
A. 残念ですが人違いです。
別人のわたしを似て感じ、思い起こさせられるというのは、
あなたにとってその女性と過ごされたときが心地よいものであったのでしょうから、
そのような方と似ていると言っていただけるのは光栄です。
すてきな思い出をどうぞ大切になさってください。ていうか、知らないわ。

Q. 美人ですか?芸能人で言うと誰に似てますか?
A. どなたでもあなたのお好きな方に似せて想像してくださって構いません。どうせ一生お目にかからないのでその方がお得です。

Q. 好きな食べ物は何ですか?
A. 小豆粥です。